SKIMA(スキマ)は主にイラストなどの売り買いができるスキルシェアサービスの一種です。
ココナラやskebのようなサービスと似ていますが、少し違う点もあります。
SKIMA(スキマ)とは
(出典:SKIMA)
イラストのお仕事を始めたいなと思った場合に、買ってくれる人を見つけなければいけませんが、イラストを買いたい人と売りたい人をマッチさせるサービスがSKIMAです。
運営会社 | 株式会社ビジュアルワークス |
サービス開始 | 2015年 |
仕事内容 | 主にイラスト・デザイン等 |
会員数 | 10万人以上 |
クラウドワークスなどのクラウドソーシングでもイラストのお仕事はできますが、基本的に企業の依頼にこちらが応募する形式になっています。
ですがSKIMAでは自分が作成した作品をSKIMAのサイトに載せて、販売することが出来るんですよね。
ココナラやskebのようなスキルシェアサービスとも似ていますが、売り方が販売するだけではない点が大きく違います。
SKIMAの仕事は4種類
販売する
自分で作ったイラストやアイコンなどをSKIMAのサイトに掲載して、販売する方法です。
掲載したイラストが購入されるので、新しく作る必要はなく、納期に追われる心配もありません。一方で売れなければ、作った作品が無駄になってしまいます。
買いたい人は、実物を見て購入できますので、出来上がりと希望の差が無く安心して購入できますね。
受注する(スキルの出品)
出来上がった作品の出品ではなく、イラスト作成のスキルを出品し、受注する方法ですね。
自分が過去に作成したイラストを掲載し、「3000円でこんなイラストが描けますよ」と提示しておくと、それを見た人がイラストを描いてほしいと依頼してきます。
サービスが購入されてから作成するので無駄がない反面、納期は設定されるので納期に合わせる必要があるんですよね。
購入者の希望と出来上がった作品にずれがある可能性があるので、ラフの段階などですり合わせが必要になります。
プロジェクトに提案
購入したい人がリクエストの所に「こんな作品書けませんか?」と書き込んでいるので、描けそうであればイラスト作成者側からその人にアプローチする方法です。
自分の過去の作品などを見せて、両者の合意が取れれば、「受注する」の所で書いた方法と同じ流れで進みます。
コンペに提案
購入したい人がリクエストの所に「こんな作品書いて下さい」とコンペ方式で依頼が書き込まれていたとします。
それを見て描けそうな人が、気に入ってもらえそうな作品を作成して提出します。
購入者側は届いた作品の中から、一番良かった作品を購入します。ですので、購入されなかった場合は損をしますよね。
SKIMAのデメリット
色々な方法があって良さそうなSKIMAにもデメリットがあるので、確認しておきましょう。
手数料がかかる
スキルシェアサービスの多くでは手数料がかかりますが、SKIMAも同様です。
ただ利用しただけで手数料がかかるわけではなく、販売できた時に手数料がかかります。
オプションを含む個別販売総額 | 手数料(税込) |
1,000~20,000円 | 22% |
20,001~50,000円 | 16% |
50,001円以上 | 11% |
これが安いか高いかですが、大手のココナラは販売者側に22%(税込)、購入者側に5.5%(税込)がかかります。
ですので、それに比べるとSKIMAの方が手数料はお得になりますね。(購入者が負担しなくて良い分、販売額を上げることができるため)
稼ぐまで時間が掛かる
やはり人気があって稼いでいる人ほど、人目に触れるようになっています。目立つ枠って数が限られているので、そこに売れない人を表示させてもSKIMA的には儲からないですからね。
それはしょうがない点です。
ですが本来であれば売れる人であっても、売れたという実績が無ければ売れる枠に表示されないので、ある程度売れ始めるまでに時間が掛かるというわけです。
万人受けしにくいものは売れにくい
上で説明しましたが、やはりよく売れる物ほど目立つ枠に表示されます。なので万人受けしにくいものは、そういう枠には表示されにくいです。
そういう場合はSNSなどで自分のイラストをシェアして、SKIMAで決済するという流れの方がやりやすいかもしれません。
SKIMAのメリット
自分で価格を決定できる
依頼者主導のサービスだと、相手が求める金額で応募するしかないですが、販売ができるSKIMAでは自分で価格を決定することが出来ます。
なので無理な安売りをする必要がありません。もちろん高すぎれば売れないのですが、自分で価格を決定できるのはメリットですね。
利用者が結構いる
googleでSKIMAで検索された回数は2021年4月の時点で14800回ほどです。yahooなども含めるともっといるでしょう。
全ての人はスキルシェアサービスの「SKIMA」の意味で検索をしているわけではないかもしれませんが、多くの人が販売者側、購入者側として検索をしているようです。
また登録者数も10万人をこえ、販売者の上位陣を見てもかなりの売り上げを上げているので、アクティブな利用者もかなりの数いると推測されます。
リンクを掲載できる
自分のプロフィールの所にTwitterやホームページのURLなどを載せることが出来ます。
自分を宣伝できるのは良いですね。
クリエイターランクがある
(出典:SKIMA)
売上金額ごとにランク制度が設けられており、アイコンにバッチが付きます。
これをモチベーションに頑張ることが出来ますね。ちなみにプラチナは3か月の合計売上が15万円を超えるとなれます。平均で言うと月5万円以上稼いでいる人達ですね。
SKIMAの稼ぎ方!売れるためにどうしたらよい?
SKIMAで売れないという人がいますが、売るためにはある程度コツがあります。
値段を安くし過ぎない
値段を安くすれば売りやすくなりますが、売れないからと言って安くし過ぎるのはやめた方が良いです。
ある程度の評価を得るまでは、そういったやり方もありですが、それよりは次に説明する自分からアプローチの方法を使った方が良いと思います。
自分からアプローチする
初めのうちは中々目立たないので、待ちの姿勢ではなく自分からアプローチしていきましょう。
リクエストの所にある、「プロジェクト」や「コンペ」に自分から提案してみてください。
良い条件のリクエストには提案が殺到しますが、比較的少なめの物を狙ってトライしてみるといいですよ。
複数のイラストを載せる
受注のパターンの場合ですが、あなたが掲載した過去のイラストを見て、依頼者側は「あっ!この人に依頼したい!」と考えます。
その時に、色々なイラストが掲載されていると、多くの人にヒットしやすくなるんですよね。「こんな雰囲気が描けるなら依頼してみようかな」と思うわけです。
また依頼する側の多くは、イラスト作成に関しては初心者です。自分が作成したい作品を言葉で説明できない人もいます。
ですが、色々な作品が載せられていると、それを見て「このイラストの雰囲気で、鼻をもう少しとがらせて、色を白くしてください」のように説明が出来るんですよね。
依頼する側が依頼しやすい環境になるので、試してみてください。
沢山の商品を販売する
こちらは販売形式の場合ですが、やはり沢山の作品を掲載している方が、目に留まりやすくなるので、売れやすくなります。
暇な時間を見つけて、作成したイラストを販売していきましょう。
SKIMAの注意点
リクエストのプロジェクトなどに応募するときの事ですが、「著作権買取」という設定があります。
この部分に「著作権買取」と書かれている場合は、著作権は放棄することになります。著作権を放棄する予定であれば問題ありませんが、著作権を放棄したくない場合は要注意です。
ちなみにですが、キャラ販売では必然的に著作権買取になります。
SKIMAの使い方
販売者の使い方ですが登録後、「出品者メニュー」に切り替えて「マイページ」の「出品する」から出品します。
カテゴリから「キャラ販売」「イラスト」などを選びます。販売したい人はキャラ販売ですね。
ここでは「イラスト」を受注したい場合のスキル出品について説明します。
- タイトル
- 商品内容
- 納品までの日程
- 納品形式・サイズ
- リテイクの上限回数
これらを設定して出品すればOKです。あなたが作成できるイラストのイメージが無いと購入されにくいので、出来るだけ多くの種類のイラストを掲載するようにしてください。
SKIMAの評判
実家が色々と大変な状況の中、SKIMAに登録していたイラストをご購入いただいた。ありがとうございます😊次はまた墨絵風イラストを進めてるけど時間かかるなあ🥺 #絵描きさんと繋がりたい #イラスト pic.twitter.com/yI1sp9OHq6
— Zee_Low🐱お仕事募集中です🐱 (@ZeeLow15) April 12, 2021
skimaの方のご依頼進めるので6月くらいまでSkebは募集停止させていただきます😌🙏
— fuo (@fuyu_koke) April 9, 2021
SKIMAを見てると出品者さん本当めちゃめちゃ多いから、その中から見つけてもらうだけでも嬉しいのに声をかけてもらえるのって本当の本当~にありがたいことだなあ…というのを最近改めてしみじみしています いつもありがとうございます🌟
— 桜田ナルハ (@NaruSakurada) April 15, 2021
ありがとうございます〜!!😭♡
可能です…♪等身イラストになると追加オプションになりますが😢🙏
あとskimaだと助かります…♡現金になるので…♡予約開始したらご連絡したいのでDMお越しください…🥺 pic.twitter.com/33yTQX4DGJ— 青果市 (@oyasai_otabe) April 8, 2021
SKIMAを利用している人の口コミはめちゃくちゃ多いです。販売者の方が、売れた商品をTwitterなどで紹介しているからでしょうね。
悪い口コミは見かけませんでした。
SKIMAはどんな人におすすめ?
- 販売だけではなく、自分からもアプローチしたい人
- イラストで有名になりたい人
- HPやtwiiterの宣伝もしたい人
- ランク制度で上を目指したい人
SKIMAのよくある疑問
どれくらいの収入になるの?
分かる範囲ですと、人気順に並べた時にプラチナランクの人は50名以上いるようなので、それくらいの人が平均月5万円以上を稼いでいるようです。
危険じゃない?
先に購入者がSKIMAに支払い、納品が完了したらSKIMAから出品者にお金が支払われます。
このように間にSKIMAが入ってくれているので、納品したのにお金が支払われないという心配はありません。
連絡が取れない場合は?
作品を作ったのに、購入者と連絡が取れなくなってしまった場合は、お金が支払われない事になりますので、SKIMAのサポートに連絡してください。
SKIMAの換金方法
- マイページの「売上・その他設定」から「売上管理・振込申請」を選択
- 振込先口座、振込申請金額を入力し振込申請
振込手数料は262円です。
- 1-15日に申請した場合は20日に振込
- 16-末日に申請した場合は翌月5日に振込
※土日を挟む場合はよく翌営業日
確定申告は必要?
- 他で給与所得がある人は、年間20万円を副業で稼いだら確定申告の必要があります。
- 給与所得が無い専業主婦の方はクラウドソーシングで1年間の所得が48万円を超えたら確定申告の必要があります。
二次創作はOK?
二次創作が出品されていたりもしますが、原則禁止です。
著作権のないものや、そもそも二次創作が許可されているものであれば可能です。
アプリはあるの?
iOSもアンドロイドもどちらもあります。
まとめ
SKIMAはメリットが多くあまりデメリットがないので、販売先を増やすという意味でも使って損することはないですね。
売れ始めるまでには時間が掛かるので、ココナラなどと併用するのが良いと思います。
サービス名 | 詳細記事 | 特徴 |
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ココナラ | 評判記事へ | オールマイティ スキル販売形式★5 |
ランサーズ | 評判記事へ | オールマイティ 少し玄人向き★5 |
シュフティ | 評判記事へ | 簡単な作業が多め 手数料安い★4 |
ママワークス | 評判記事へ | 直接契約 手数料無料★4 |
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